心残り
2021.10.30 眞田正適の心書

住職の心書117.心残り

若くで妻を亡くされた人に出会った。色々と心残りがありますと語っておられる。
反対に夫を早くに亡くされた方にも同時にお会いした。
やはり同じことを言われる。

「ただただ、おろおろするばかりで何も出来なかったと…」

私たちは事前に理解しとけば満点の行動ができていると思っている。
その満点を基準にして自分の慌てふためいた行動を減点していくから心残りが生じるのである。

何かしてあげたいと思っても何も出来ていないあたふたしている様子が相手には愛情として間違いなく伝わっている。

知心寺住職 眞田正適