あいつのせい
2022.02.08 眞田正適の心書

住職の心書212.あいつのせい

「物に定まれる性なし。人何ぞ常に悪ならん。縁に遭う時はすなわち庸愚も大道を庶幾う。」(秘蔵宝鑰)

訳)物に定まった性質はありません。だからこそ人は常に悪人であり続けるはずがありません。縁に恵まれれば悪人でさえも正しい道を願うのです。

「あいつのせいで俺はこんなになってしまったんだ」と言われる方がおられます。
確かにそのような影響は多少なりとも受けているのも事実でありますが、人との繋がりや出会いによって、人はどのようにでも変わることができるのです。

誰だって可能性を秘めている。

知心寺住職 眞田正適