眞田正適の心書

住職の心書455.現状

「世間の父母はただ一期の肉親を養う。国王の恩徳は凡人を助く。」(性霊集)

訳)世間の父母は私の身を養い、国王の恩は人々の生活を助ける。

有り難い事に両親や地域、国の沢山の支えによってこれまでの人生、何不自由なく快適に生活をさせていただいております。
しかし父母・国は支えれるのはそこまでであり、今の現状に対して心を満たすのか、不平不満をぶち撒けるのかは自分次第であります。
 
今を判断をするのは自分自身の「心」

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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