呪いと呪い
2022.10.21 眞田正適の心書

住職の心書463.呪いと呪い

「呪い」と書いて「のろい」と読みますが「まじない」とも読みます。
「のろい」は憎んだりする人に、災いがあるようにとに祈り、「まじない」が表すのは神仏や神秘的な力を借りて、災いや病気を除いたりする。
「のろい」と「まじない」が同じ漢字だと言うことを改めて驚きます。
「のろい」は悪い方へ「まじない」は良い方へと変わっていく。

「牛と蛇との飲水の如し。牛が飲めば蘇乳となり、蛇は飲めば毒剥となる。」

訳)同じ水を飲んでも牛はそれを栄養のある乳にし、蛇が飲めば毒になる。
同じ状況でも豊かな心で祈る者もいれば、相手を恨み陥れようと祈る者もいる。
すべては心ひとつの置きどころ。

知心寺住職 眞田正適