造花
2022.12.12 眞田正適の心書

住職の心書513.造花

「逆縁」とは、親より先に子供が亡くなる場合のことを言います。
順番からいえば親が先に亡くなり、自分自身・その後に子どもが亡くなるというのが一般的な順番ですが、その順番が逆になるため「逆縁」だと言われております。

親より先に亡くなる事を昔から「親不孝者」だといわれているのは、子どもが怪我して泣いていた時は子どもと同じように心を傷み、悲しむのが親心であるのです。
自分自身より先に亡くなってしまう事は悲しく苦しい事でありますが親が悲しんでいる間が「親不孝者」であるのです。
亡き子どもの命を讃えて、出会えた事に感謝出来れば亡き子どもは「親孝行者」に変わっていく。

知心寺住職 眞田正適