宝物
2023.03.20 眞田正適の心書

住職の心書603.宝物

「お金はいくらでも出すから時間をくれ!」

そう言われた一ヶ月に亡くなった方が言われた言葉。
あの緊迫感、差し迫った顔は忘れる事はない。
普段何気なく過ごしている時間もやり残した事がある方からすれば、その人にとってかけがえのない大切な時間を生きているという事を教えていただいたように思う。

自分は特に何も持っていないと思う事であっても周りから見たら羨ましいと思う財産であります。

「その人が心から望んだ今日という日を私たちが生きている。」

知心寺 住職 眞田 正適