眞田正適の心書

住職の心書756.才能

「あの人は才能がある人だから‥。」
「生まれ持った才能だ」
といった言葉をよく耳にします。

そのように周りから評価されておられる方とお話させていただきますと、意外にも実際の活躍とかけ離れた相当な苦労・壮絶な人生を歩んでこられた方が多いように感じます。

「才能ある人」だと思われている方の過去の経験や今に至る過程等はほとんど知らされず全て結果で評価されます。

「才能がある」という事はそれを最初から自身が気づいていたわけではなく自身で行動してみて、徐々に周りから評価されていくのが「才能」。

自分自身に「才能があるかどうか」「得意なのか」はやってみないことには誰にも分かりません。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン