人間性
雑草
3月定例講・特別講を開催しました
上りのエスカレーターに乗った際、杖をついたおばあさんがエスカレーターの先にいた。踏み外して転げ落ちないように、しっかりと手すりを持って上がっていく。
このなりたいといった理想をもっていなければ、ゴールの距離が決まっていないトラックを永遠に走り続けるようなものであり、苦しみのループにはまっていきます。遠い未来の「理想」を描く事は自分の人生にとって大切
「信修すれば、則ちその人なり。もし信修することあらば、男女を論ぜず皆、これその人なり」(性霊集)訳)もし信じて修行するならば成仏することが誰でも出来る。男だとか女だとかいうことは問題ではない。
仏の教えは一つなのに宗派は何故沢山あるのでしょうか?といった質問をいただきました。
「あの時こうすればよかった!」「何であんな事してしまったのか?」「あんなことを言わなければよかった。」「あの時手を挙げていれば‥。」等
共通点は「幸せになれないから」学ぶ目的は「幸せになる為」「満たされる為」「気付き」であります。
学ぶことの重要性を今までお話をしてきましたが、仏教では学んではならない事が4つあると説かれております。
「涅槃を現ずるは、喩えば月蝕の如し。月に満ち欠けがあるが本来月はつねに満ちており増減はない。仏も常住であり、生滅しない。」 (大般涅槃経)