人間性
雑草
3月定例講・特別講を開催しました
「謹んで神水一瓶を加持して、且弟子の沙弥真朗を勒して奉進せしむ。願わくは薬石を添え不祥を除却したまえ。」(性霊集)
「一塵大嶽を高くし、一滴広海を深くする所以は、心を同じくし力をあわするが致すところなり」訳)塵が積もって山となるように、一滴のしずくが海となるように、多くの人の心をひとつにまとめて力を合わせれば、大き
「滅せざるは法なり、墜さざるは人なり」(性霊集)訳)滅しないのは法である。それを墜さないように守っていくのは人である。
「覆えばすなわち長劫に偽獄に沈み、発陳すれば仏の真容を見る。」(金勝王経秘密伽陀)訳)過ちは隠せば隠すほど長く地獄のように辛い環境において苦しむことになり、心をさらけ出せば、仏の姿に出会うことができる
「道を聞いて動かずんば、千里いずくんか見ん」(性霊集)訳)いくら立派な教えを聞いても、実際に行動しなければ千里の道に到達する事はできない。
こんなにも信仰しているのにどうして災難が付き纏うのか?神も仏もいないのでは?と思っていた時期もありました。
「蓮を観じて自浄を知り、果を見て心徳を覚る」(般若心境秘鍵)訳)泥の中から茎を伸ばす蓮の花は、泥に染まることなく、美しい花を咲かせ、実をつけます。
「高山に風起ち易く 深海に水量り難し」(性霊集)