人間性
雑草
3月定例講・特別講を開催しました
「呪い」と書いて「のろい」と読みますが「まじない」とも読みます。「のろい」は憎んだりする人に、災いがあるようにとに祈り、「まじない」が表すのは神仏や神秘的な力を借りて、災いや病気を除いたりする。
お釈迦様は二十九歳の時に地位や財産や家族を全て捨てて出家という大きな決断をしました。人は誰しも、人生の中で結婚や就職、転職等大きな決断をしなければならない場面に直面します。
「晴天の霹靂でした。」といっておられたのはコロナの影響で失業した方との会話での発言。突然仕事を失い、目の前が真っ暗になってどうしていいのか分からなくなった時に
街を歩いておりますととても甘い金木犀の花香が香ってきます。金木犀の香りを感じると走馬灯のように昔懐かしの思い出が回想されていきます。
「過去を追うな、未来を願うな。過去は過ぎ去ったものであり、未来はいまだ至っていない。現在の状況をそれぞれによく観察し、明らかに見よ。今なすべきことを努力してなせ。」(中部経典)
「人は一人では生きていけません。」全て関係性、無数の条件が織り成す模様の上に我々が生きております。
「米」という字は「八十八」という文字からつくられたといわれています。お米が出来るまでには八十八回もの手間や工程を経て我々の目の前に至っているといった意味であるのです。
仏教では誰とでも仲良くしなさい。とは説いてはおりません。ではどのように説かれているのかと言いますと「悪い友達を避けて、善い友達と関わりなさい。」と説いておられます。