人間性
雑草
3月定例講・特別講を開催しました
私たちは外部からの影響を無意識に受けて様々な感情を頭の中に浮かべてしまっています。意識的に落ち着いた環境に身を置いてみるといろんな心の声が湧き上がってきます。
筏は川に浮かべてこそ役に立つのに陸地に担いで歩いて行くと言うのは何と言う愚かな男だろうと笑われるかもしれません。
「阿含経」に「筏の喩え」といった有名なお話があります。ある男が旅をしていてとても泳いで渡ることのできない大きなに川に差し掛かりました。
「供養」の「養う」という意味で自分の養った気持ちをお供えするから「供養」と言われます。法事をしてやっていると多く方が思われておられますが自分自身の為でもあるのです。
「毒箭を抜かずして、空しく来処を問う」(性霊集)訳)毒矢が刺さっているのに抜こうとせず毒矢が飛んできた方向ばかりを気にする。
身体の芯まで温もっていれば直ぐにでも湯船から上がる事ができます。しかし、ぬるいお湯に入っている時に外温が低ければ中々湯船から上ることができません。
お茶を飲む時、荷物を持つ時など大半の事は片手で済ませることはできます。もちろん文字を書く時も片手で書く事もできます。
一つのきゅうりを目の前にして「ただのきゅうり」だと気に留めない人「形が変だと」バカにする人