人間性
雑草
3月定例講・特別講を開催しました
「工人は水を灌漑する。矢を作る職人は矢を矯める。大工は木材を矯める。理性ある人は自己を整える」(法句経)
人生を歩む中で大きな選択をする瞬間は必ずやってきます。そんな時、人は悩んでしまいます。だからこそ背中を押してくれる方であったり、意見をしてくる方の助言は一歩踏み出す勇気をいただきます。
「泣き悲しむことで利益になるなら、賢者もそうするだろう。」(スッタニパータ)どうしようもいかなくなった際、泣きなくもなります。
過去を振り返るとどうしてあんなことをしてしまったのかと思うことが沢山あります。実際、過去の事実は変わらなくても、過去の意味を変えることはできます。
「退屈」とは一般的に何もすることがなくて時間を持て余す事だとされておりますが、元々仏教用語で、「「バカにされている感じた時」「相手にされなくなった感じた時」その際には心の中がザワザワと徐々に波立ててエ
「退屈」とは一般的に何もすることがなくて時間を持て余す事だとされておりますが、元々仏教用語で、「退屈」は「退いて屈する」と言う意味であり、修行の苦しさや難しさに屈して、仏道を求める心が退き、努力する心
感情が上手くコントロール出来ない人をよく乗馬に例えられます。感情が上手くコントロールできない人は暴れ馬に乗りながら落ちないように必死にしがみついている状態であるのです。
「若い時に財を得ることもなく、修行もしないのなら、魚のいない沼にたたずむ老いた白鷺のごとく痩せ衰えてしまう」(法句経)