六波羅蜜
2021.09.23 眞田正適の心書

住職の心書79.六波羅蜜/精進

自信を持つ事は良いですが、それが永遠の自分のものだと錯覚すれば慢心につながります。

過剰な自信は自分の小さな過ちを認めたがらず、見逃してしまいますから反省がありません。

反省のないところに成長はありません。

「その報いは私には来ないであろうと思って軽んじるな。
水が一滴ずつ滴り落ちるならば、水瓶でも満たされる。気をつけている人は、水を少しずつでも集めるように善を積むならば、やがて福徳に満たされてる」(法句経)

慢心は、コツコツと積み上げるべき善を軽んじさせます。

失敗しないと思い込んでしまうからです。

水を少しずつでも集めるように善を積むとは、日々自分の周囲の人たちを大事にし謙虚に学び、信頼を築いていくことではないでしょうか。

充実した日々を過ごす為には日々の積み重ねの「精進」の大切さをお釈迦様は教えてくれています。

知心寺住職 眞田正適