先ずは拭け
2021.10.03 眞田正適の心書

住職の心書89.先ずは拭け

「人の鼻下に糞あれば、沈麝等の香を嗅ぐともまた臭しとする」(十住心論)  鼻の下の糞がついていれば、かぐわしい香りのする沈香や麝香を嗅いだところで臭いものに変わりがない。  せっかくのチャンスが巡ってきても先入観が邪魔をしてチャンスを失ってしまう。  素晴らしいものや教えに出会っても、つまらない価値観や生き方から離れないとその良さに気づくこともできません。

知心寺住職 眞田正適