2022.01.08 眞田正適の心書

住職の心書184.欠けている

「欠けているものや足りないものは音を立てるが、満ち足りたものは静かなものである」(スッタニパータ)

自分の欠点や自分にないものにはよく気付きますが、自分の長所や自分が持っている財産は気づきにくいものであります。

現在の悩みを考えてみますとそれ以外は満たされているということ。

しかしその部分には目がいかず、自分自身の立場に不平不満を言い、愚痴をこぼしてしまいます。

使い古された言葉でありますが、人は一人では生きていきません。

それなりに支えてくれた人がいるから今があるのです。

逆に欠けているものや、足りないもの以外に目を向けてみると意外な人達の支えによって現在があると明らかになってくる。

知心寺住職 眞田正適