分岐点
2022.03.11 眞田正適の心書

住職の心書244.分岐点

東日本大地震から11年経つ。

その時は高野山の道場(寳壽院)に居たが震災の出来事を伝えられて、卒業も目前のところ居ても立っても居られず道場を抜け出した事が今朝のニュースを見て想起される。
 
道場を抜け出してみたものの何も出来なかったがこの出来事で一歩踏み出すきっかけをいただいた私にとって分岐点だったように思う。
 
「もしも或る行為をしたのちに、それを後悔して、顔に涙を流して泣きながらその報いを受けるならばその行為をしたことは良くない。
もしも或る行為をしたのちに、それを後悔しないで、嬉しく喜んでその報いを受けるならばその行為をした事は善い。」(法句経)

その時も今も全く後悔はない。

知心寺住職 眞田正適