眞田正適の心書

住職の心書356.結果

努力した結果が出れば、みんな「よかったね」と褒めてくれます。

一方 努力してもに思うような結果に至らなければみんな「残念だったね」と励ましてくれます。

思うような結果に至らなかったらダメなのか?言いますとダメではなくあくまでも世間での評価であります。

思うような結果に至らなくても辛い時に支えてくれた存在が生涯を通しての親友になる事もあります。

「何が良いこと」で「何が悪いこと」なのかは、1つの結果だけでは判断することができなません。

様々な挫折の結果、今の人達との出会いや環境があることにも気付く必要があるのです。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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