ふと見上げると空に綺麗な星。
人は、亡くなった人のことを「星になる」と言います。
どんなに高い所に登って手を伸ばしても届くことのない遠い場所に行ってしまった事を例えた表現だと理解しております。
しかし「星になる」という表現はそれだけではないかと思います。
「星の場所は変わらない」
たとえ周期で配置を変えても、夜が訪れ、季節が一巡りすると、変わらずそこに光ってくれている星。
残念なことに亡くなってしまって、もう実際には会えなくなってしまったとしても ふとした時に思い出す存在こそが星になったというまた別の意味だと綺麗な星を見て思う。
知心寺住職 眞田正適
コメント