踊る阿保
2023.08.16 眞田正適の心書

住職の心書734.踊る阿保

お盆の時期に帰ってこられたご先祖様と精霊の魂を鎮める「霊鎮め」の儀式として発展したのが盆踊り。

盆踊りの中でも
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃ損々」といった歌の出だしが有名な徳島県の「阿波おどり」があります。

「楽しく踊る人も見ているだけの人も、どうせ阿呆なのだから踊ったほうがいい」といった意味。

他人の人生を見ているのも、自分の人生を踊るのも同じ時間の流れの上であります。

最初から上手く踊れる人はいません。
最初から上手く立ち回れる人もいません。

盆踊りに限らず、仕事においても、恋愛においても、育児においても、人生においても誰もが最初は素人。

恥を捨てて踊るようにやっている内に仲間という「輪」が広がっていく。

知心寺 住職 眞田正適