眞田正適の心書

住職の心書911.三密 2

「あの人は業が深いから」といった言葉を良く耳にします。

「業」とは行為のことです。
「三密」も「業」

過去に何をしたのか?(身)
過去に何を言ったのか?(口)
過去に何を思ったのか?(意)
この「業」によって今の現状が出来上がっております。

お釈迦様は「生まれによって人となるのでなく、行為(業)によって人となる」
と説かれております。

「職業」は「職の業」

「職」に携わって
「何をしたのか?」
「何を言ったのか?」
「何を思ったのか?」
によってこれからを決めていく。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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